もうすぐ僕の誕生日である。9月5日。
人に直接誕生日おめでとうと言われなくなって久しいが、日々の生活に追われて自分の誕生日を忘れるということもなく誕生日は何を食おうか何をしようかなんてことを考えている。
まあこんなことを考えられるのも、おかげさまで人並みに飯が食えるようになって金銭的余裕が出てきたからであって、20代および30代入り口あたりの貯金額が10万円を超えたことが一度もなかった貧乏時代にはとても考えられなかった。
大事なのはお金じゃないとか、お金があれば幸せってわけじゃないとかいう言葉を聞くたび虫唾が走る。
だったら自分と同じレベルの、それこそ全財産が100円未満しかなくて明日の食料も買えない、正社員どころかバイトすら全く決まらず、毎日絶望して死ぬことばかり考えるような生活を体験してみろと思う。
それを体験してみてそれでも上記のことが言えるのであればそれは大変立派だ。
だが絶対口が裂けても言えないはずだ。自信を持って言える。
お金がないというのは、ただ単に貧乏な生活を強いられる以上に精神的肉体的にダメージを与えるのだ。
もちろん今の今まで貧乏生活を味わってきた僕であっても、お金があれば100%幸せになれるとは
さすがに言わない。
だが、お金があることで避けられる不幸は山のようにあるのだ。
お金がないがために不仲な家族と同居せざるを得ない、稼げない上にやりたくもない仕事をしないといけない、安い住居で非常識な住民の存在に悩まされないといけない、24時間365日将来不安を抱えて生活しないといけない等々。
ちょっと考えただけでもお金がないために強いられることはこれだけある。実際はこの程度ではない。
お金がなくても幸せになれるとか言うやつをみたら僕は即「こいつ本当にお金に困ったことが人生で
一度もないんだな。お金がないとどんなひどい目に遭うか知らないんだな世間知らずめ」と思うことだろう。
話がかなり脱線してしまったが、今現在食べるものや生活に困ることがない程度の収入を得られる生活が送れていることにすこぶる感謝!!
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