１年間毎日見ていたVtuberさんの配信見るのやめた話（後編）

※前編を読んでいない方はまず前編を読んでからお読みください。

https://www.yamatokarasuma.com/?p=243

虚無さんの配信を毎日のように楽しむ一方で言動や行動に疑問を感じたり不満やストレスに感じることが多々あった。そのことについて書いていく。

配信中にストレスや不満に感じた言動や行動まとめ

・寝坊による朝配信の遅延や飛ばし、予定配信のドタキャンが多すぎる

特にここ２カ月くらいはほぼ毎週のように繰り返し、２週連続同じ曜日の配信を飛ばしたりしていた。しかも驚くことに謝罪もない。

このことに対する不満やストレスが最も大きかったし、これに関して驚くような内容のＤＭを僕に送ってきてそれもダメ押しとなって配信を見ることを辞めた。あとのほうで書く。

・言葉遣いに気を付けよう、ちくちく言葉を辞めようと言ったそばから良識ある大人とは思えない驚くような暴言や失言を吐いていた。

　配信中に実際に出た暴言失言ベスト３
　１．「社畜」「社会の犬」
　２．「ワクチンで５G」「ワクチンを打って亡くなった人はいない」
　３．「マスクをみんなするようになって快適に過ごせるようになったのではないでしょうか？」
毎日数千人規模の感染者が出る中での発言。いつどこで感染するかわからない恐怖を抱えながら
夏の暑い盛りにマスクして通勤して仕事をする大変さが少しでも想像できればこんな発言できない。

・メンバーシップ限定のコメント欄で使えるスタンプを自ら作っておきながらある日突然、特定のスタンプを「初見さんが見たら意味が分からなくて戸惑うから使うな」と言い出した。自分で作って公開しておいて？

・その割には初見さんが戸惑うルールを自身で作っている。

１．「謝罪コメントNG」謝罪されると許さないといけない雰囲気になるのが嫌だからという
一見筋が通っているようでよく考えたら非常に自己中心的で身勝手な理由を挙げていた。

２．配信がyoutubeの不具合などで止まったりしたときに直接止まってると発言せずに
「きょむちゃん今日もかわいい」とコメントするようリスナーに指示。
どう考えても初見さんが戸惑う謎ルール。
しかも自分でそう言っておきながらこのコメントをしても普通にスルーする。

・凸待ち配信（配信者と直接話す企画）でせっかく来てくれた人の話をあからさまに退屈そうに聞いていたり、そもそも聞いていなかったりしていた。
さらに緊張してうまく話せないリスナーに対してなぜか急に「舐めている」などとキレた。
その配信を見ていたリスナーの何人かが「そんなことないよ、単に緊張してるだけだよ」とフォローすると今度は「そうかそうかみんな私を悪者にしたいんだな」といじけて急に被害者ぶる。
同じ配信中にリスナーの誹謗中傷や悪口でも何でもないコメントに対して大声で怒鳴ったこともあった。

・この凸待ち配信だけでなく、以前からリスナーの言うことに対してきつく返答することがあり、それに対してさらに返答すると配信上のルール等を持ち出して一方的に打ち切ったり「リスナーにこんなひどいこと言われて私かわいそう」といった演技をして他のリスナーから同情を買う行為が見受けられ、おおよそVtuber以前に人としてどうなのかという行動があった。

・とにかく社会常識や多くの人が知っているようなことを知らない。

配信を見始めたときから「○○ってなに？」といったように誰でも知っていそうなレベルの社会常識や知識を知らないことがあり、リスナーに聞くことがよくあった。

はじめのほうは「やだなあ虚無さんこんなことも知らないの～ｗｗｗ」みたいな感じで笑って見てたのだがそのうち「え、それ知らないのはちょっとまずくないか？」とか
「こんなことも知らないとか一体今までどうやって社会生活送ってきたの？」と
感じるような笑えないものが多く出てきた。

特に太陽がどの方角から出てどの方向に沈むかとか「年末調整」を普通に知らなかったことは正直ドン引きした。

学生バイトでも必ずやる年末調整すら知らなくて虚無さんは果たしてyoutube収益とかちゃんと確定申告してるのだろうかと思ってしまった。

常識や物を知らないというのは一見すると本人がただ恥をかくだけのように思われるが、実際は度の過ぎた非常識や無知は周囲の人をイラつかせたり、傷つけたりする。その感覚や想像力が全くないのだろう。

・メンバーシップ限定の特典としてメンバー限定配信が見られるのだが最新回でなぜかアーカイブを残さないという扱いをしたせいで、毎月同じ金額を支払っているメンバー同士で限定配信が見れる人と見れない人を発生させた。

今思いつく限りの事例を挙げたのだが、改めてみるとホントひどい。

ここまでリスナーに不満やストレスを感じさせる配信をしているVtuberはそうそういない。

そりゃ配信見ていて不満やストレスが貯まるわけだ。

これだけ傍若無人なふるまいをリスナーにしておいて口ではリスナーに対して感謝の言葉を言ったりしても何の説得力もない。

寝坊や配信のドタキャンが多い驚愕の理由がDMに書いてあった

さて最初の方で寝坊や配信のドタキャンが多いことについて最も僕が不満やストレスを感じていた
ことを書いた。

ファンサーバーで抗議のメッセージにこのことにも触れたのだがBANされる直前にこのことについて虚無さんからDMが送られてきた。

それを読んで僕は怒りを通り越して呆れてしまった。

原文は書かないが簡単に概要だけ書くと

「配信の概要欄に寝坊したりすることがあることを書いてある以上、そんなことを言われても知らない」

という内容だったのだ。

良識ある人ならこのDMの内容がどれだけヤバいこと書いてあるかよくわかるはずだ。

配信の概要欄だったり、配信中の発言等で普段から配信に寝坊したりドタキャンしたりすることを事前に知らせていれば、それを何度も繰り返しても問題ないし、そのことに関していちいち謝罪する必要はないということなのだ。

普段から知らせていれば何度寝坊してもドタキャンしてもいいし、それについて謝罪しなくても良いわけではないことを全くわかってないのだ。

これをもし自分の子供が当たり前のような顔をして言っていたら頭をポカリと叩いて

「そんなわけねえだろ」

と怒ればいいだけだが、これを言っているのがいい年した大人なんだからどうしようもない。

リスナーをバカにしている、舐めていると言われても仕方ない

そもそもなぜ時間に遅れたり配信予定をドタキャンしたりしてはいけないのか分かっていないのだろう。

本当にリスナーのことを大切に思っていたり、感謝していたりするならリスナーが日々の忙しい生活の中でわざわざ配信予定時間に合わせて予定を空けて配信を見に行っているのに、それを裏切ることはできないはずだ。

つまり乱暴な言い方をするならリスナーをバカにしている、舐めているのだ。

自分がスケジューリングしてリスナーに知らせた配信時間に遅れたり、配信予定をドタキャンしたり
そのことに関して謝罪しない、そしてそれを何度も繰り返す。

これがリスナーをバカにしている、舐めている行動じゃなくて何だというのか。

最も今の今までこのことに関してリスナーが直接的に苦言を呈してこなかったことも問題である。

何度配信に遅れたり、すっ飛ばしても「たくさん寝れてえらい」などと謎のフォローすらしていた。

現実社会でも同じように職場の後輩が寝坊したり無断欠勤した時に同じことを言うのだろうかと、コメントを見るたび思っていた。

どれだけ配信に寝坊しても、すっ飛ばしても、配信予定をドタキャンしても誰も苦言を呈さず甘やかしてきたせいで寝坊やドタキャンを謝罪せずに開き直るようになったともいえるだろう。

普段生活していて自分が本当に大切だとかお世話になっていると思っている人との待ち合わせ時間に何度も遅れたりドタキャンしたりするだろうか？まずしないはずだ。

そりゃそんな考え方してたら何度も短期間で寝坊して配信をすっ飛ばしたり、ドタキャンしたりするわけだと納得するとともに、こんなリスナーをバカにした舐めた行動をとる配信者に１年間お金や時間を費やしてきたのかと悔しいやら情けないやら恥ずかしいやらである。

暴言失言、不可解な謎ルール、そして時間を守らないことに一切苦言を呈さずに盲目的に全肯定し
何ならスパチャ（投げ銭）を投げるリスナーも同罪だし、狂っている。

配信者からすれば笑いが止まらないだろう。

しょっちゅう寝坊やドタキャンを繰り返そうが、配信中に暴言や失言を吐こうが、理不尽かつ意味不明なルールを一方的に作ってリスナーに押し付けようが誰もそれに苦言を呈さず盲目的に全肯定し、配信のたびにスパチャをもらえたりグッズが売り切れたり広告収入が入ったりするんだから。

配信見るのを辞めて離れてみて気づいたが、リスナーをバカにしたり舐めているからこそ非常識な言動や行動ができるというシンプルなことだった。

ここまで書いてもまだ僕が悪いというならそれで結構

ここまで前編と合わせてかなりのボリュームの記事を書いて配信を見るのを辞めた理由や僕が「キレてしまった」理由を説明してきたがここまで読んでくれた人が「それでもお前が悪い」と思うのであればそれで結構である。

今回の件で、虚無さんのDMの内容や発言もひどいものだったが、それ以上に自分の発言に対して
同じ立場のリスナーが誰一人として賛同したり味方してくれなかったことが大変ショックだった。

ファンサーバーでの交流を通して、良識あるキチンと社会生活を送っている人たちだと思っていたので、僕が社会常識や一般的な感覚に照らし合わせて当たり前すぎることを発言しているのに誰も味方してくれなかったのでいよいよ自分の価値観というか感覚がおかしいのか？と思ってしまった。

こんな文字数の多い記事を書いたのも、自分の価値観や感覚が合っているのか間違っているのか外部の人にも読んで判断してもらいたいと思ったからだ。

ただここまで書いた今となってはもうどうでもよくなった。

記事として書いたことで自分の中に生まれていた「黒い感情」が成仏したと言えばいいのだろうか。

この記事を読んだうえで自分の味方をしてくれようが、いやお前が悪いお前の考えや感覚が間違ってる
という評価をされようがもうどうでもいい。

配信者から見てリスナーの代わりなんていくらでもいるように、リスナーから見た配信者の代わりもまたいくらでもいるのだ。

時間も守れない非常識な言動や行動をする配信者をわざわざ追いかけなくたってyoutube上にはコンテンツが面白くて、それでいて一定の社会常識を持っていて、かつリスナーを大切に扱う配信者が山のようにいる。

ここまで長文を書いてきてどう締めるべきか分からなくなったので、最後に小話を書いてふざけた感じで終わりたいと思う。

「いい年した大人なのに時間すらロクに守れず、非常識な言動や行動を繰り返し人に迷惑をかけたり傷つけたりする配信者とそれを一切注意せず盲目的に全肯定するリスナー」

とかけまして

「野球道具を一式忘れたキャッチャー」

と説きます。

その心は

「みっともない（ミットもない）」

おあとがよろしいようで。