先日、おそらく10年以上ぶりくらいに大手家電量販店のゲーム・おもちゃコーナーに足を運んだのだが実にヤバい光景が広がっていて驚いた。
ゲーム機本体が全く売ってないし展示されてすらない
最近Switchを買おうかどうか悩んでいた僕は、一番近くて大きなヤマダ電機を探して行ってきた。
半導体不足の影響や転売ヤーの買い占め、ステイホーム生活の長期化によって需要が増えたことで
Nintendo Switch(以下Switch)やPS5が全然手に入らないという情報は知っていた。
しかし最近はSwitchに関しては比較的楽に手に入るようになったという情報が入ってくるようになった。
またVtuberが視聴者参加型でマリカーなどをSwitchでやっているのを見て僕も参加してみたいと興味を持ち、とりあえず現物の大きさなどをチェックすべく足を運んだのだ。
そして実際に行って驚いた。
ゲーム機本体が全く売ってないしデモ機の展示すらされていなかった。
店頭にゲーム機本体が入手困難で売っていないのはまだわかる。
しかしデモ機の展示すらなく、よくよく探せばPS4が1台デモ機として置いてあるだけだった。
大手家電量販店ですらデモ機としてPS5やSwitchを展示できないほど入手困難なのかと愕然とした。
ゲームソフトと周辺機器だけは大量に展示されてる不気味さ
大手家電量販店まで出かけてデモ機すらPS4が1台展示されているだけという状態にもかかわらずPS4やPS5、Switchのソフトや周辺機器だけは大量に陳列されていた。
ゲームソフトと周辺機器は十分すぎるほど大量に陳列されているのに、肝心のゲーム機本体は全く店頭にないどころかデモ機すらない。
その光景を見て僕は「気持ち悪い」と思ってしまった。
普通これだけゲームソフトや周辺機器が陳列されていたら当然ゲーム機本体も売ってるだろうと疑わないはずだ。
しかしどこを探しても肝心のゲーム機がないわけで、でもゲームソフトや周辺機器は十分すぎるほど売られているという現実。自分で書いてても実に気持ち悪い。
ゲーム機本体が売ってないのに、ゲームソフトと周辺機器だけこんな大量に陳列しても売れないのは明らかである。
当然そんなことは店側もわかっているんだろうけど、それでもゲーム機本体が入手困難状態である以上
こうせざるを得ないのだろう。
ゲーム機本体が山積みされてたのは過去の話なのか
少なくとも僕が学生の時あるいは社会人になってからしばらくは、新発売のゲーム機であっても店頭に山積みになって売っていた記憶がある。
発売間もない時には一時的に売り切れ状態になっても年単位で入手困難になる状況なんて全くなかったと言ってもいい。
今は半導体不足の影響で生産が増やせなかったり、転売ヤーが買い占めて値段を釣り上げているせいもあるんだろう。
しかしいつまでも入手困難な状況が続いている一番大きな原因は僕が子供の時に比べて明らかにゲームする大人が増えたことだと思う。
子供のころとか社会人になりたてのころあたりまでは、ゲームをする大人なんて全くと言っていいほど見たことがなかった。
もちろんゲームを作っているのは言うまでもなく大人なのでゲームをする大人自体は当然存在しただろうけど、自分の親であったり周りの大人がゲームをしているのを見たことは全然なかった。
しかしスマホの普及に伴って大人がスマホゲームを当たり前のようにプレーするようになったころから
あきらかにゲームをやる大人が増えたように感じる。
僕はゲームをそれほどしてきた方ではないし、スマホゲームや課金ガチャなどもやったことないのだがそういう人はむしろ少数派になってるのだろう。
つくづく時代が変わったものだとじいさんみたいなことを思ってしまった。
感想等いただけると喜びます