先日、近所のドラッグストアに日用品を買いに行った時の話だ。
会計時にポイントカードを出すと店員さんが
「カードに現金チャージすると5ポイントプラスになりますが、どうされますか?」
と案内してきた。
そのドラッグストアのポイントカードは電子マネーも兼ねている。
会計時にチャージして、そのチャージ金額から支払いをすることで現金払いよりも多くポイントを付けるサービスをやっているのだ。
僕はその時、何も考えず1000円チャージをお願いした。
それが大間違いだった。
1000円をポイントカードにチャージした結果、残高21円を残して5円相当のポイントをゲットするという大ポカをやらかしてしまった。
早い話が5円と21円を交換してしまったということだ。
ずばり16円のマイナスである。
店員さんの提案を断ってニコニコ現金払いにしていれば16円損することはなかった。
999円以下の電子マネーは永遠に返ってこない
5円相当のポイント欲しさに16円のマイナスを生じさせるという小学生以下の凡ミスをやらかしてしまった。
この電子マネーになってしまった小銭は永遠に手元に返ってくることはない。
なぜなら電子マネーのチャージは1000円単位だからだ。
残高が999円以下になった時にチャージできる金額は1000円単位。
1000円チャージして、また残高が999円以下になったら1000円チャージ。
ということは999円以下の小銭は永遠に手元に返ってこないのだ。
電子マネーの致命的な欠点であり、怖いところである。
なので普段の生活では基本的に電子マネーはSuicaとWAONしか使っていない。
スマホ決済などもってのほかだ。
一度電子マネーになってしまった小銭は二度と手元に戻ってこない。
ポイントほしさや便利さにかまけて電子マネーやスマホ決済の種類を増やした結果、自分の大切なお金を犠牲にする結果になる。
今回はちょっと時間をおいて計算すればトータルでマイナスになるのに、すぐに頭の中で暗算できなかったがために16円を犠牲にしてしまった。
このような失敗を二度としないために今後は現金チャージを断る。
頭の中で瞬時に計算できる能力がほしいと今回ほど痛感したことはない。
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