2年ぶりに服を買いに行った

今日、2年ぶりくらいに服を買いに行った。

元々服屋に服を買いに行くという行為が苦手なのに加えて、昨今の流行り病の影響のせいにして全く服を買いに行っていなかった。

最後に服を買いに行ったのがいつだったのか思い出せないほど、久しぶりであった。

ちなみに服を買いに行くという行為がどれくらい苦手かというと歯医者に行くよりも苦手なレベルである。

あるいは注射や血を抜くのが苦手なのに、自らすすんで献血に行くような感じ。

実生活において最も苦手な行為と断言してもいいくらいだ。

子供のころ、親に連れられて服を買いに行ったとき親が自分用の服を選んでいる間が退屈そのものでつまらなかったのでそれをいまだに引きずっているのだろう。

それに加えて服屋に行って選んでいるとどうにも自分の場違い感というか、そういった違和感をガンガンに感じながら選ぶことになるのが不快。

そもそも何着たらええねんて話。自分に合う服というのがそこそこおっさんになった今でも分からない。

学生時代のバイト先の先輩にバイトの出勤時だけでなく自宅にいるときすらスーツを着ている、スーツが私服という人がいて、かなり変人扱いされていた。

しかし僕はむしろそこまで割り切って生活できることに尊敬の念すら抱いていた。

正直職場への出勤やプライベートもジャージで割り切れたらどんなに楽かと思うのだが、なんせチキン野郎なのでそこまで割り切れない。

話が少々それてしまったが、そういうわけで超絶久しぶりに服を買いに行ったのだが、まあ驚いた。

今回ユニクロに行ったのだが、服の入った買い物かごをレジにセットするだけで商品を読み取って会計ができるという魔法のようなセルフレジが導入されていた。

おそらく上からや横からのカメラで撮影して、かごの中に何が入っているのか認識して計算しているのだろうが、商品が重なっていても間違いなくどの商品がいくつ入っているのか読み取っているのだ。

それも一瞬で読み取ったのでホントに驚いた。

すごい技術である。

こういった技術が果たして例の流行り病が流行りだしてから開発されたのか、それ以前から実は存在してたけど単に実用化されてなかったのか定かではない。

しかし、このような社会状況になったからこそ日の目を見るようになったのは間違いないだろう。

もし今のような流行り病がなかったら、実用化されることなくいつまでも人による非効率な会計をしていたのかもしれない。

当たり前だがいくらすごい技術やシステムが開発されたとしても、使ったうえでのフィードバックがなければ前に進まないし、実用化されない。

最初から完璧な技術やシステムを作ることなど不可能なのだ。

ただ服を買いに行っただけなのに、結果としてすさまじい技術の進化を目撃することになった次第である。

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