Twitterのタイムラインにこんなツイートが流れてきた。
子供が友達とLINE通話しながらゲームしてると思っていたら、時間に応じてお金のかかる普通の通話でつないでてその結果、通話代が2か月で28万円にもなったという話だ。
子供が無限にお金を使って親に経済的ダメージを与えられる怖さ
今の子供は連絡用だったり子供の安全を守るために親からスマホを持たされている。
働いたこともない、お金の価値もろくにわからん子供に無限にお金を使おうと思えば簡単に使えるアイテムを持たせることの恐ろしさはもっと周知されてしかるべきではないか。
僕は大学生になって以降に初めてケータイを持ち始めて、そこから現在に至るまで自分のケータイ代は自分で払っている。一度たりとも人に自分のケータイ代を払ってもらったことはない。
なので使いすぎたりすればすぐに自分に影響が出るのでブレーキがかかるし雑な使い方は出来ない。
しかし小学生くらいからもしスマホやケータイを持っていたらどうだったろうか。
自分が払うわけじゃないし、多少使いすぎたくらいだったら親に怒られる程度だしそれくらいだったらブレーキにはならない。
もし自分が小学生くらいからスマホ持たされていたら、あの手この手で親から加えられた利用制限をかいくぐってこのようなツイートのようなことを引き起こしてたかもしれない。
僕が子供のころはスマホどころかケータイ、インターネットやパソコンも全然普及してなかった。
自分のケータイで誤った使い方をして高額請求!なんてことは起こり得ない環境だった。
自分はやったことないが親の財布からお金を取る以上に親に経済的にダメージを与えることはできなかった。
しかし今は違う。
親から持たされたスマホでネットも通話も無限に使おうと思えば使えるのだ。
ネットは自宅のwifiで、通話もLINE通話なら確かにお金はかからない。
しかし誤った方法で使用すればこのようなことが容易に起こる。
親の財布からお金を抜き取る以上に親に経済的なダメージを与えることが出来るのだ。
ネットや通話だけでなく、例えば親のクレジットカードを抜き取ってそれでVtuberのメンバーシップに勝手に加入したりスパチャを投げることだって容易にできる。
実際、明らかに学生らしきリスナーが赤スパを連発してるところを見てしまってドン引きしたことがある。
メンバーシップもスパチャも基本的にクレカ課金である。
クレジットカードを使った後に親の財布に戻しておけば使ったかどうかなんてまずわからない。
明細が発行された時に青ざめるわけだ。
しかも最近の通販サイトなどは利便性を優先させているせいか一度クレカ情報を登録すれば、次回以降手元にクレカが無くてもクレカ支払いが1タップでできる。
子供の安全のためにスマホを持たせているのだろうが、金銭面でのリスクがすさまじく高い。
働いたこともない、お金を稼ぐことの大変さを一ミリも理解していない子供が無限かつ簡単にお金をただの「数字」として消費できるアイテムを当たり前のように持つ時代、怖すぎる。
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