令和になっても飛び込み営業やってることにあきれた話

日曜の昼下がり、自宅でゆっくり過ごしているとインターホンが鳴った。

宅配便が来る予定もないし、ウーバーイーツを一切頼まない人間なので来客予定はない。

つまり「招かれざる客」の可能性が高い。

モニターで確認すると案の定、スーツ姿の新卒っぽい顔つきの人がインターホン越しに立っていた。

僕が出ないことを確認すると一礼して消えた。

窓から外を見ると先輩社員らしき人がスマホをいじりながら待っているのが見えた。

こちらに気づいていないようだったが、そのとき自分は窓のカーテンを開けた状態だったので「あそこ在宅してそうだから行け」と指示されて後輩君も凸してきたのだろう。

迷惑な話であると同時に、令和4年にもなっていまだに個人宅への飛び込み営業が行われていることに驚いたしあきれた。

かつて自分も飛び込み営業をやっていたことがあるが、気がつけばもう10年ほど前の話である。

その当時はスマホが普及し始めたあたりで、ガラケー持ちもまだ多かったしネット広告もそれほど盛んではなかった。

つまりまだ飛び込み営業で成果をあげられる可能性がまだわずかながら残っていたのだ。

しかし、昨今はオートロックでインターホン越しに来客を簡単に判断して拒否できるマンションやアパートがその時と比べてかなり増えた。

そして例の流行り病である。

不特定多数の人と接することがリスクになった時代にどこの誰か分からない人、それもアポも取らずにやってきた人を迎える人などまずいないのは明らかである。

あと実際に飛び込み営業やってたので言うが、飛び込み営業で売り込まれる商品やサービスにまともなものはまずない。

100歩譲ってまともな商品やサービスがあったとしても、飛び込み営業という原始的かつ迷惑極まりない売り方をしている時点でその会社の体質は推して知るべきだろう。

昔よりはるかにセキュリティ面や社会事情で、飛び込み営業は成果を上げにくくなっている時代である。

多くの人に反感を買い、非効率極まりない飛び込み営業なんてやめてネット広告とかに力入れたほうが良いのでは?と思った出来事だった。

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