Vtuber視聴歴2年のリスナーが抱えている不満まとめ

Vtuberコンテンツを本格的になって早くも2年以上経過している。

その中でずっと思っていることを書いていきたい。

なぜリスナーにえらそうなのか

まずこれ。

Vtuberのチャンネルをのぞくとほとんどの概要欄にやたら長文で「配信を見るうえでのルール」などを書いている。

僕は一般のyoutuberのチャンネルも見るのだが、こういった配信や動画を見るうえでのルールを一方的に決めて記載しているのを見たことがない。

まさしくVtuber特有と言っていいだろう。

サブスクが普及してコンテンツが世の中にあふれかえってる世の中で、自分のコンテンツを楽しみたかったら自分が決めたルールを守れなど傲慢だと思わないのだろうか?

「そんな自分勝手なルールを押し付けてくるなら自由に楽しめるコンテンツのほうを楽しむわ」となるのがわからないのだろうか?

こういった一方的なルールや考えをリスナーには押し付けるくせに、コンテンツを消費する側であるリスナーがVtuberにあれこれ意見を言ったり注意したりすれば「指示厨乙」ということで迷惑リスナー認定する。まさにダブルスタンダード。

自分は他人に独りよがりなルールを押し付けたりするけど他人が自分にあれこれ言うのは許さない!という誠に自分勝手な話である。

ただ、自分勝手なルールや考えを押し付けたり、高飛車な発言や行動してても提供されるコンテンツが面白ければまだいい。腕組んで客にあれこれ言ったりルールを押し付けてきてもおいしければ万事OKのラーメン屋と同じである。

しかしツイッターや配信などでえらそうにリスナーに対してあれこれ注文付けたり「お気持ち表明」するVtuberの配信はたいていつまらない。

少なくとも実際に僕が動画や配信を見に行ってコンテンツとして面白いと思ったものは今までなかった。

コンテンツが面白くない上に独りよがりなルールや決まりをコンテンツを消費する側に押し付けて、それで果たして新規客が来ると思っているのだろうか?

ましてやメンバーシップやスパチャ課金したり、グッズを購入したりして応援するファンに対してあれこれ注文を付ける時点で間違っていると気づかないのだろうか?まさかと思うが自分は応援されて当たり前だと思っているのだろうか?

特にチャンネル登録者1万人前後になってくると調子に乗るVtuberが多いと感じている。

収益化を達成して登録者1万人という「大台」が見えてくると、多くの人の応援があってそこまで来たというよりも自分の実力で来たという思いが強くなってくるのだろう。

他人が作った曲を勝手に歌い、これまた他人が作ったゲームを勝手にネット上で実況という名目で配信でたれ流して金儲けしている連中が何を偉そうにリスナーに対して物が言えるのか。

耐久配信などただのゴリ押し営業

もう一つおかしいと思うこと、それは耐久配信である。

いつどこで生まれた文化なのか知らないがVtuberはやたら耐久配信をしたがる。

「チャンネル登録者○○人いくまで耐久」

「高評価○○いくまで耐久」

「同接○○人いくまで耐久」

といった具合だ。

ハッキリ言うが、これらすべてただの「ゴリ押し営業」である。

これだけしんどい思いして頑張っているからチャンネル登録してくれ、高評価つけてくれ、見てくれということだ。

コンテンツの面白さや中身でチャンネルを大きくするのではなく、頑張っているから評価してくれという。

情に訴える営業などごり押し営業、ただの迷惑営業である。

僕は短期間ながら営業職をやっていたことがあるが、こういうゴリ押し営業というのはほとんどの人に確実に嫌われるし仮にそれでうまくいっても印象最悪で次につながらない。

世の中の多くの人がゴリ押し営業が嫌いなはずなのに、いざ自分がモノやコンテンツなどを売り込むとなればゴリ押し営業しまくるのはかなり矛盾していると思う。

耐久配信などと銘打って同情誘って目標を達成するなど邪道である。コンテンツで勝負しやがれと思う。

他人のツイッターアカウントを何だと思ってるのか

さらにもう一つ思うことがある。

他人のツイッターアカウントを何だと思ってるのかということだ。

とかくVtuberのツイッター営業はえげつないものがある。

同じ内容を何度も何度もリツイートしてタイムラインを汚したり、配信でも二言目にツイッターの共有だの感想よこせだの。

不可解なのは朝のおはようツイートをしてそれに対してリプを返しても全然返してこないくせに、おはようツイートを何度もリツイートして拡散しようとすることである。こちらからしてみれば挨拶をリプしても返さないくせにしつこくリツイートしてくるので一体誰にアピールしてるのか?と思ってしまう。

これはリスナーのツイッターアカウントを「私物化」していると言っても過言ではない。

僕は特にそうなのだがツイッターアカウントを特定の分野専門に絞っているわけではない。

つまり自分のチャンネルを拡散しろと言われても自分のフォロワーの中には自分が興味を持っている別の分野でのつながりでつながっている人もいるので、その人に対して自分の趣味を押し付ける格好になる。

なので僕はリツイートしたりして拡散してくれと言われても協力するのをためらうのだ。

その辺のことが全く分かっていないのだ。

リスナーやファンだからと言って「推し」に対してSNSアカウントまで差し出した覚えはないぞと言いたい。

おかしいことをおかしいと言えない文化などクソくらえ

Vtuberコンテンツを2年以上見てきて思うのは、諸悪の根源は結局のところほかならぬリスナーやファンだということだ。

他のコンテンツ産業と決定的に違うのがコンテンツだったり配信者に対しておかしいことをおかしい、ダメなことをダメだと言ってはいけないという文化があることだ。

いろんなVtuberのチャンネルのコメント欄に現れるリスナーのツイッターには「VtuberのファンはVtuberのことを全肯定するのが当たり前」などと真顔で書かれてたりする。

正気か?と思う。

社会常識やルールに反した発言や行動をしても注意するどころか「○○できてえらい」などと甘やかしまくった結果、Vtuberはリスナーに対して高飛車に出てもOKというふざけた文化ができたのだ。

それを考えるとVtuber草創期のリスナーの罪はかなり重いと言える。

本当に「推し」が大切なのであれば言いにくいこともきっちり言って注意すべきではないのか?甘やかしたりなんでもかんでも全肯定することが愛情だとか優しさだとか思っているのならば早急に考えを改めるべきである。

言うべきことを言わなかった結果外部の「まともな」人に見つかって大炎上して退場したり、回復できないレベルの痛い目に遭う前に指摘してそれを防ぐことのほうが愛情とか優しさと思うのだが。

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